子どもの九九、夫婦で算数が苦手な方が教えると怒らず上手くいく

子どもの九九、夫婦で算数が苦手な方が教えると怒らず上手くいく

子どもが九九を覚えなくて困っている、とにかく覚えさせなきゃと焦っていませんか?

丸暗記でスラスラ暗唱できたり、百マス計算が早く解けることに親御さんがこだわり過ぎていませんか?
大切なことは2つだけです。
丸暗記を焦らないでください。
家庭で教えるときは、夫婦や家族で算数が一番苦手だった大人がお子さんに九九を教えてください。

例えば三の段のかけ算で、子どもが「サンイチハサン」「サンニガロク」「サザンガク」「サンシ…えっと、あの」と詰まったとします。
親御さんが「サンシジュウニ!」と怒ると親子バトルの幕開けです。
絶対に止めてください。

算数が苦手だった家族が子どもに教えるメリットは、子どもが詰まったり間違えたときに責めたり怒ったりしづらいことです。

自分もそんなに得意ではなかった、それでも今は九九も割り算も出来るから大丈夫だと、のんびり構えられます。
子どもも同じように地道にやっていけば必ず大丈夫だと思えます。

算数数学が出来る方が教えると、イライラ、カリカリ、ピリピリしがちです。

さて、3×3=9まで言えたわが子、一度立ち止まって振り返ります。

詰まったところで紙に書かせてみます。
「3×4=9+3=3×3+3=12」などと書けていれば3×3までは理解して覚えています。
忘れた部分を足し算で補っているので怒らないであげてください。

紙に式を上手く書けなければ出来る限り子どもに説明をさせて聞きます。
「三の段は3ずつ増えてくから、サザンガクで、それに3足すからサンシはジュウニ」と説明出来たら大丈夫です。

とっさに九九を度忘れしても何の段だからいくつ足せばいいかわかっています。
まずはここを褒めましょう。

そして、覚えられない所だけ足し算を使う、覚えられない所が多いと足し算で時間がかかって大変だと子どもが気がつきます。
なるべくたくさんの九九を覚えて、足し算は忘れた時だけ使うと楽だなと子どもは自分で気がつきます。
それまで辛いですが、根気よく付き合いましょう。
かけ算と一桁の足し算が書かれた紙が何枚になるか楽しみにするくらいの気持ちで行きましょう。
その紙束はわが子の学びの蓄積だと思って、親は「我慢」です。

九九は丸暗記も大切ですが、習いたては足し算との関係の理解も大切です。

わが家は学校教材の計算カードを出来たものは外す、出来ないものを残してもう一度解き直すというやり方をしました。
計算カードは単語帳のようになっていて束ねるリングがついています。
出来る出来ないはその日ごとにバラつきがありましたが、出来ないものは少しずつ減っていきました。
出来ないものは紙に書いて解く、これだけは私も譲りませんでした。

そのうち足し算で補うことも少なくなって行きました。
たまに7×6だけ忘れるんです。

7×5=35と7×7=49はスラッと出てきます。

子どもも少し焦ります。7×5が35で7の段だから35+7で7×6=42だと解けるようになってます。

まずは早さより正確さです。
度忘れした時の足し算を責めないであげてください。

そして、夫婦で子どものころに九九が苦手だった方が教えた方がいいです。
算数が得意で九九で引っ掛かりも苦労もしなかった方は絶対に教えたり、口を出してはいけません。

意外ですか?

算数数学が得意で九九で引っ掛かりも苦労もしない夫が教えたら、我慢出来ずに答えを先に言う、もう一回最初からと怒るだけで、子どもは泣き出して、夫も根を上げました。

低学年の算数を親が教える場合、より苦手な方が教えた方が家庭では上手く行きます。
子どもの苦手な気持ちがわかるからでしょうか。

高学年の算数はは私より夫の出番だと夫を励ましました。
夫も算数数学は学年が上がるほどセンスがいるからと気を取り直してくれました。

そして、九九が苦手だったわが子のめげない学びぶりに「コツコツやって投げ出さない根性がえらい」と最後はベタ褒めしてました。